太鼓谷稲成神社にて灯籠の据え直し工事!

こんにちは!森本石材のホームページ・ブログに毎度ご来店いただきまして誠にありがとうございます。

業務の森本康介です(^^)

今年のお盆休みは大変な豪雨でした。

高津川は危険水位までいき、江津市では江の川の氾濫・・・。

豪雨により被害に遭われました皆様にお見舞い申し上げます。

近年このような災害が多くなっている事から大切なお墓づくりをしている当社では排水や地盤を特に気にかけるようになりました。まさかここで・・・という場所でも起こりうる事ですのでできる限りの備えをして安心してしていただけるお墓の工事をしていきたいです。

本日8月24日のブログでは日本5大稲荷!太鼓谷稲成神社様で冬場の大雪で倒れてしまった大きな春日灯籠を据え直させていただきましたのでご紹介させてください。

今年の冬は特に大雪でしたがまさかこれほど大きな灯籠が倒れるとは・・・(^^;)

灯籠に屋根の雪が当たってしまったことが原因のようでしたので宮司様とご相談のうえで位置を変更することとなりました。

津和野の石屋として太鼓谷稲成神社様での工事はとっても嬉しいです。バッチリと工事させていただきますよ!

まずは地固めから着工です!

地面をしっかりと叩き固めていきますよ☆

隣の灯籠の高さに合わせて基礎を打設していきます。

打設後はコンクリートが硬化するまで数日養生をいたしました。

基礎がしっかりしましたら据付に入っていきますよ!

基礎石、竿石を耐震ボンドを使用してバッチリと据え付けていきます。

ここから上はさすがに人力で石を上げるのは無理なので「三脚」を使用して据え付けていきます。

足とチェーンブロックの位置を設定し準備完了!

中台、火袋、笠と吊りながら位置を合わせていきます。

おそらく8尺「2m40㎝」はある春日灯籠ですので1つ1つの部材がすごい重量です(^^;)

1番上の宝珠まで無事据え付け完了です!

据付後は石の隙間の目地をセメントで閉じています。

なぜ目地を塞ぐのかというと石の隙間に水が入りこみ凍結すると水は氷る際に体積の一割も膨張するので石が動いてしまう恐れがあるからです。

もともと建っていた灯籠も一緒にバッチリと目地入れさせていただきましたよ!

無事に灯籠の据え直し工事完工です(*^-^*)

本当に立派なたたずまいの灯籠です!

これで安心して参拝に来ていただけますね☆

津和野の石工としてお役に立てましたら幸いです。

完工後に私達も本殿にお参りさせていただきました!

皆様もぜひ太鼓谷稲成神社にお参りに来てくださいね!

(有)森本石材/業務課長・森本康介