益田市の寺院にてお墓の改修工事をさせていただきました!

こんにちは!森本石材のホームページ・ブログにお越し頂き誠にありがとうございます!

 

本日10月14日のモリモトブログは益田市の寺院にてお墓の改修工事、いわゆるリフォームをさせていただいたT家様の工事をご紹介させていただきます!

T家様はこちらのお寺の御住職様であり、この度改修工事をさせていただいたお墓は寺族墓といってお寺のご家族のお墓になりますね(^-^

平成に入って建てられたお墓ではありますが、地盤が緩くなったり周囲の樹木の根がお墓を押し上げたりなど様々な理由でお墓周りのコンクリートに多くのひび割れがあり、お墓自体も傾いていました。

以前より「もうお墓を何とかしないといけない」とお考えであったT家様ですが色々とタイミングが合わず

しかし昨年前住職様がお亡くなりになられたこともありついにお墓を修繕しようと決断され、平素よりこちらのお寺でお墓の工事をさせて頂いているモリモトの腕を見込んでご用命を頂くに至りました👍

まずは墓石部分の解体〜搬出です。平成に建てられたお墓ということもあり墓石自体はまだまだ綺麗です。せっかく前住職様が建てられたお墓ですので墓石はそのまま使用させて頂きます。

もちろん弊社工場に一度搬入して更にピッカピカにして建て直させていただきます!

墓石を搬出しましたら土間コンクリート・外柵はもちろん周囲を囲っていた樹木も全て取り除いて更地としました!

今回の改修工事のテーマは「お墓参り・お掃除がしやすくて地盤・基礎が頑丈なお墓」です。

どれだけお墓の部分をしっかりと作り込んでも地盤・基礎が脆弱であれば全て水泡に帰します。

よってこの度は土木工事の擁壁等で使用されるケンチブロックを使用してお墓の土台部分を作成致しました。

どんなものにもいずれは終わりが来ますがせっかく工事をさせて頂きますのでより長く綺麗な状態を保てるようしっかりと工事をさせて頂きます。

土台作成&地固めがしっかり出来ましたらお次はコンクリート工事に入って参ります。

下の写真はお墓本体が乗る部分の基礎コンクリを打設しているシーンです。

その厚さおよそ60cm!!

強度の為ではなく、それだけ深い納骨室が必要であります故にこの様な厚い基礎をお作りしております!

こちらは外柵等が乗るベース基礎部分です。

打設厚はおよそ15cm〜、骨材には10mm鉄筋を25cm間隔で敷設しているのでバッチリ強靭な基礎が出来上がります👍

上記の基礎コンクリートを打設しておよそ2週間、しっかりと養生してコンクリが固まりましたらついに石工事に入ります!

石部材の接合部分はこの様に基礎とも固定するステンレス金具を使用しています。地震等でお墓が倒壊する際にはお墓がバラバラになるのではなく、新しいお墓の場合は石と石がしっかり接着されている故か一番下から根こそぎ倒壊することが多く見られます。
基礎と固定することでそういった倒壊を防ぎます!

この度のT家様のお墓はとても大きなお墓になり、当店のクレーントラックではとても吊り上げて建立することが出来ませんのでこの様にラフタークレーンをチャーターして墓石本体の据え付け建立を行いました。

土間部分は最近流行りの化粧材「ストーンレジン」で仕上げます。

散らばらない・綺麗・強固であると三拍子そろったナイスな化粧材です👍

そんなこんなでT家様の墓所改修工事が完了です!!!

見るからに強固な造りに加えてとってもお参り・お掃除がしやすい墓所の完成です👍

写真に見える範囲以外にも広く防草施工を施しています!

今までは植木の剪定や枯れ葉のお掃除が本当に大変だったが箒で掃くだけで綺麗になると大変喜んでいただきました(^^)

お墓も綺麗に磨き直し、文字の墨もバッチリ入れ直してまるで新しいお墓のような輝きを取り戻しました!

 

T家様、この度は当店に工事のご用命を賜りまして誠にありがとうございました。また工事中は珈琲とお菓子を毎日出していただき施工スタッフ一同大変喜んでおりました(^^)
重ねて御礼申し上げます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。是非また森本石材のホームページ・ブログにお越し下さい。

令和3年10月14日

(有)森本石材/専務・森本健介